意外に低学歴が多い?部屋がきれいな人 整理整頓が好きな人の特徴

「整理整頓が得意な人は、頭のよい人が多い、お金持ちが多い、仕事ができる人が多い
なぜなら整理整頓されていれば効率がいいから」

こうした言葉がネットにあふれています。

ただ自分の実経験として、何十人もの人の家庭を見てきた結果でいうと、上の説には否定的です。

今回は私が個人的に思う「部屋がきれいな人」「整理整頓が得意な人」の特徴を書いてみます。


勉強が苦手な人が少なからずいる

きれい好きな人は学歴、収入とわず、どこにでもいます。部屋がだらしない人も、また然りです。


ただ、きれい好きの人で、自分以外にも、その基準を求めてくる場合は、微妙なケースが多いです。

たとえば

オフィスのゴミをめざとく見つけて注意したり、

共用スペースを自己流に整頓したがったり

他人の家を見て、汚くてありえないなどと陰口いう人

彼らはきちんとした人が多いです。口だけでなく、本当に自宅の掃除をまめに行います。家の中でさえ、パジャマで一日過ごすなんてありえなかったりします。そして、そんな自分を誇りに思っています。

・・・しかし、なぜか、こういう人たちは学ぶことがあまり好きでないことが多いです。

結果的に学歴もあまり高くないことが多いです。

自分が見てきた経験だと、高校の偏差値が50台以下のケースが多いかな

きれい好きな人の場合、彼らがどのぐらい周囲に整理整頓を求めてくるかで、彼らの大体の経歴が察せられるほどです。



独善的な人が多い

部屋をキレイにすることが得意な人の中では、何をどこにしまうかが細かく決められています。あいまいなところがあまりありません

「部屋の乱れは心の乱れ」という言葉のとおり
いつも部屋がキレイな人の心も、あまりあいまいさがありません。

でも現実のものごとというのは、何事も陰の面もあれば陽の面もあります。あいまいですね。
人の心など、特にそうです



「部屋が汚い人」で検索すると、特徴として、低収入だの、無気力のといった言葉が多くでてきます。

その多くは、部屋をキレイにすることを奨励するサイトです。


部屋が汚い→だらしがない→ダメ人間→貧乏、お金がない

「部屋が汚い=悪いこと」と提唱する人たちの頭の中では、こういった図式が「キレイに」成り立っています。

でも、現実には部屋が汚いお金持ちもいっぱいいるし、部屋がピカピカで貧乏な人も大変多いです。

こういう自分の中の方程式に反する現実を前にしたとき、
「部屋がきれい」なタイプの人はどうするか・・・

彼らは苦笑いして、目の前の現実をなかったことにします。あまり深く分析することがありません。

このタイプの人は掃除に限らず、何事においてもそうです。

彼らは自分の気に入った説にずっとしがみつき続けます。それが真理なのかどうか深く考えることなく・・・そして、その信念を手放すときは、すでに手遅れだったりします。


行動力がある
何かがこぼれた!ゴミが落ちている!棚が乱れた!
そんなとき、部屋がきれいな人は後回しにしません。すぐに片付けます。

そのため部屋は、いつも整理整頓されています。

彼らは何事においても、よかれと自分が信じた方向に向かって、テキパキ行動します。そして、そんな自分を誇らしく思っています。


しかし、彼らが考える「良いこと」が他人にとってもそうだとは限りません。

そのため、場合によっては善意のおせっかいをやいてしまうこともあります。
おせっかいだと咎められると、気を使って引き下がるようになりますが、
今度は、自分がいかに相手に気を使ったかについて、話したがります。


上に述べた独善的な性格と関係しているのかもしれませんが、彼らはいくら失敗しても反省しない傾向です。その点は本当に不思議です。

おかげで彼らは大体において、片付けが苦手な人より自信にあふれています。



長期的なものの見方が苦手

「この服はまたすぐに着るから片付けないでおこう」
「もっといい棚を買うまで、これはこのままにしておこう」

部屋の片付けが苦手な人は、往々にして、こんなふうに未来を考えて後回しにしてしまいがちですね。

つまり部屋がいつもきれいな人は、未来をあまり考えないということです。彼らが考えるのは常に現在です。未来の便利さより「今現在、部屋が片付いている」ことが大事。

そんな性格のせいか、部屋がきれいな人のうちに、ローンで高額なものを買うことが好きな人をよく見ます。
裕福そうに見えたのに、蓋を開ければ・・・が多いです。




※「多いです」を多用しているように、これはアラフィフまで生きてきた私個人の経験に基づく個人的な意見です。
もちろんすべての人に当てはまるわけではありません